おすすめの書籍
ここでは僕のおすすめ書籍を紹介します。おまけとして、いい書籍を紹介してくれると感じているサイトを紹介します。
ぼくのおすすめ
僕が思う良い技術書・ビジネス書です。どういう領域のメンタルモデルを手に入れられるかはそれぞれの本の冒頭に書いてあるはずです。軽い紹介と僕にどう影響したかを述べます。
プログラミング in OCaml
OCamlを題材にしてプログラミング(特に関数型プログラミング)に入門する書籍です。
- URL: https://gihyo.jp/book/2007/978-4-7741-3264-8
- 感想: 僕はこの本を読んで僕はプログラミングが楽しいと思えるようになりました(他の色々から影響を受けた末にこの本がトドメを刺した感じです)。
- 僕の出会い: 暇だったのか学校の図書館で見つけて読みました
Essentials of Programming Languages
インタープリタの定義のしかた(プログラミング言語の意味の定義のしかた)を演習込みで説明してくれる本です。
- URL: https://eopl3.com/
- 感想: 背景知識として必要な帰納法とか再帰、再帰的データ型についても包含して説明してくれます。意味論が好きならはまるはずです。
- 僕の出会い: 研究室に所属したての頃に輪講で読みました。
プログラミング言語Go
Go言語の使い方を設計思想込みで説明する本です。
- URL: https://www.maruzen-publishing.co.jp/book/b10112161.html
- 感想: 最近のプラクティスとかには触れていないので、これを一冊読めば実務で困らないとはならないでしょう。一方で、後方互換性がまだ保たれているので、この本で得られる知識はまだまだ現役だろうと思います。
- 僕の出会い: Goに関する短期インターンに参加するためにこの本でGoを叩き込みました。
The C Programming Language
K&Rです。C言語の使い方を設計思想込みで説明する本です。
- URL: https://www.oreilly.com/library/view/c-programming-language/9780133086249/
- 感想: 流石に拡張がたくさん入っているのでC言語を実用するためにはもっと他に適切な本があるんじゃないかと思います。とはいえ文字列やファイルの処理をこんなふうに綺麗に書けるのか、とか勉強になります。あとGoと比較すると面白いです。語彙が割と共通しています。そんなわかるようにはならなかったけど、読み物として面白いです。
- 僕の出会い: 研究でC言語を出力するコンパイラを拡張する必要があり、出力コードが意味わかんなかったので読みました。
数学文章作法
誤解のしにくい文章を組み立てるための考え方やコツを説明してくれる本です。
- URL: https://www.hyuki.com/mw/
- 感想: 読み物として面白いですし、僕がテキストコミュニケーションをする際に意識することの多くはこの本から学びました。
- 僕の出会い: 同じ著者が書いた「数学ガール」を読んでいたことと、数学の証明を書く能力を上げたかったことが理由で高校生の頃に買って読みました。
A Philosophy of Software Design
ソフトウェアを開発するにあたって複雑さが課題であることと、その複雑さにどのように対処するかを議論する本です。
- URL: https://web.stanford.edu/~ouster/cgi-bin/book.php
- 感想: 複雑さに対処するための具体的な方法論が学べます。
- 僕の出会い: 学校を卒業する間近に現実逃避がてら買ったように思います。就職に備えていたのかもしれません。
UMLモデリングのエッセンス
個々のUML記法をどんな目的で使うのか、どのように記述するのかをまとめた書籍です。
- URL: https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798107950
- 感想: 全部の記法をカバーしているのではなく一部を著者が選りすぐって説明しています。どのくらいおすすめか、とかも書いてあってプラクティカルだと思います。自分が描くための引き出しを増やすのにも使えるし、生成AIにお願いするときの共通言語を覚えるのにも役立ちます。
- 僕の出会い: 多分モデリングとか設計をしないといけないぞ、さあどうしようと思って読み込んだのだと思います。あるいはOJTで急にER図を書くように指示されて、そんなの知らないぞとなったことがあります。もしかしたらそのときに買って読んだのかも。
採用基準
リーダーシップについて語った本です。
- URL: https://www.diamond.co.jp/book/9784478023419.html
- 感想: 社会で生きていく上での行動指針の一つになったかと思います。仕事やっていてありがたいと思う人はここで述べられているようなリーダシップがあると感じます。僕もそういうふうに振る舞おうと頑張っています。
- 僕の出会い: 就活のために読みました。学生の頃、半分就活のためにやっていたアルバイトの隙間時間に漁って見つけた社内のおすすめ書籍にあがっていたのでで読みました。techに薦めている書籍として公開されています。
オブジェクト指向UIデザイン
ソフトウェアのGUIをオブジェクト指向にデザインしよう、という本です。
- URL: https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11351-3
- 感想: GUIを見たときに、あの本で言ってた感じになっているじゃん、と思えて楽しいです。また本を読んで納得感もあって幸せです。GUIのデザインをするデザイナが何を考えているかちょっとわかって嬉しいです。
- 僕の出会い: 暇で本屋を散歩しているときに見つけました。デザイナは何を考えて生きているのか気になって手に取ったのだと思います。
おすすめの書籍紹介記事・サイト
- https://izumisy.work/
- https://zenn.dev/yoshiko
- 本ではなくインターネットの記事の紹介が多いですが、ご本人の記事もそこで引用される記事も良いものと感じます
- https://ohbarye.hatenablog.jp/
- https://note.com/vaaaaanquish/n/n6d5196f13988
- これの社内版をアルバイトしている際に読んで就活で助かりました